こそだて中の家事を
ラクにする工夫

はじめに

育児／家事／仕事…たくさんのタスクをこなす保護者のみなさま、毎日本当にお疲れ様です。

こそだて中の家事は、こどもからの呼びかけに対応しながら進める必要があり、スムーズに進まない点が大変ですよね。

家事がラクになれば、その分すこし余裕がうまれて、こそだてを含めた日常生活をたのしむことができるはず！

そう考えて、当サイト運営者の家庭では「家事貯金」を導入しています。

育児ストレス軽減にもつながりそうなので、「こそだて中の家事をラクにする工夫」＝「家事貯金」について紹介します。

どれを「貯金」できそうかな？と、ご家庭で日常的にこなしている家事を思い浮かべながらお読みいただけたらうれしいです。

こそだて中の家事の、大変なところ

1日に何度も（いいえ、1日中…！）、こどもから呼ばれて対応に追われる…こそだてはそんな毎日のくりかえしですよね。

家事をしている最中もおかまいなし。料理中も、トイレ中だって呼ばれます。

家事をぱぱっと済ませて育児に集中したい保護者の想いとはうらはらに、こどもは何度も呼びかけてきます。

家事がなかなか進まなくて、イライラしたこと、ありませんか？

こそだて中の家事、ラクにしよう

家事を手早く終えられれば、ほかのことに時間をつかうことができます。

特に誤飲／転倒の心配がある小さなお子さんの時期は、目をはなす時間をすこしでも短くしたいですよね。

家事、ほんのちょっとのコツで、積極的にラクにしちゃいましょう！

未来の自分のために、先にすこし進めておくだけ！

とにかくラクにしたい方にも、きちんと家事したい方にもピッタリな方法、「家事貯金」。聞いたことはありますか？

こそだて中は「家事貯金」がおすすめ

「家事貯金」とは、家事の負担を軽減して未来の自分をラクにするために、時間に余裕があるときに家事を進めておくこと。

雑誌の特集で出会ったこの考え方に感銘を受け、実生活にすこしずつとりいれてみたところ、これが大正解！

家事／こそだての両方に活かせる考え方だと感じています。

家事は生活のなかでおこなうものなので、決まったタイミングで取組むものが多いですよね。

• 食事の支度は食事の前

• 食器洗いは食事のあと

• 洗濯は朝（または夜）

など。

でも、「家事貯金」は、家事のタイミングに関係なく、時間ができたときにいつでもとりかかることができ、あとでおこなう家事をスムーズにすることができます。

家事につかえる時間がいつできるか予測がむずかしいうえ、家事のためのまとまった時間がとりづらい、こそだて中のご家庭にピッタリなんです。

ライフスタイルに合わせた「家事貯金」で、日常を快適に

家事の進め方は、ご家庭によりそれぞれです。

このため、家事をスムーズにする「家事貯金」も、ご家庭により内容は変わります。

当サイト運営者の家庭では、以下のような「家事貯金」が習慣化しています。

• お米を、あらかじめ計量した状態でストックしておく

• 食材を、あらかじめ1回分ずつ切り分けて冷凍しておく

• ゴミ袋／排水溝ネットを、取りやすいように1枚ずつ棒状にしてストックしておく

• 納豆パックを、取り出しやすい向きで収納する

など。

こそだてにおいても、「家事貯金」は有効です。

• ミルク／おむつなど毎日つかうものを、取り出しやすいように収納する

• 外出時に忘れないように、ハンカチ／ティッシュ／ビニール袋などを、あらかじめマザーズバッグに入れておく

• お風呂あがりをスムーズにするため、タオル／保湿剤などをセッティングしておく

など。

こうした小さな「家事貯金」の積み重ねで、家事／こそだて（お世話）がスムーズに進まないことによるストレスが、すこしずつ軽減されそうな気がしませんか？

おわりに

「家事貯金」のいいところは、やること１つひとつがとても小さなことなので、保護者のだれにでもできる点と、ほんのすこしの空き時間でできる点です。

たとえば当サイト運営者の家庭では、内容により「家事貯金」を分担しています。

• お米の計量／ゴミ袋・排水溝ネットの準備などは、つかうことが多いママが担当

• 鶏肉を1回分ずつ切り分けて冷凍するのは、ちからのあるパパが担当

など、苦痛なくできるように、気づきやすい人、得意な人ができることを担当しています。

自分以外のことも含めてやることが山積みな、こそだて中のご家庭の毎日がほんのすこしだけラクになる「家事貯金」。

ささやかな工夫ですが、家事に与える影響、そして心理的な効果は絶大です。

やってみて効果的だったことや、おすすめの「家事貯金」がありましたら、ぜひ、えみのわのInstagramアカウント
（　https://www.instagram.com/eminowa.narashino/　）まで、DMでおしらせくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2024年2月13日

第15号