園/学校に通っていらっしゃるお子さまは、たのしく通えているでしょうか?
当サイト運営者の息子は、5月以降、学校を「めんどくさい」と、行きしぶっていました。
最近すこし、息子に変化があったので紹介します。
行きしぶりのあるお子さまのご参考に、お読みいただけましたらうれしいです。
5月以降、学校を「めんどくさい」という息子。
疲れて帰ってきた夕方や、朝起きた後、「学校行きたくない~」と行きしぶります。
行きしぶるものの、校門が開くよりも早く家を出ることができていたので、気持ちに共感したり、対話をくりかえしたりしながら、この2か月間、ゆったりと様子をみていました。
そんな息子ですが、夫との会話のなかで、ほんのすこし気づくことがあったようです。
めんどくさいことは大事なこと
面倒に感じる「基礎」を身につけると、大人になってからいいことがある
ということを夫がくりかえし伝えてくれたことで、今も変わらず行きたくない気持ちはあるものの、息子のなかで「学校へ行くこと」に対して、すこし納得ができたようです。
先日も、「学校めんどくさい~」という息子に対し、夫が「…ということは?」と聞き返すと、「大事!」とたのしそうに応えていました。
このコール&レスポンスがたのしくて、息子には効いているようです。
先日は、先生に怒られたことに納得できなかったようで(息子は怒られるようなことをしたつもりがなかった様子)、「学校行きたくないなぁ~」とぼやいていましたが…
大人もまちがえることがある
怒られたときに「ちがう」と思ったら、わかってもらうために自分の考えをはなしていい
先生は大人数をひとりでみているため、細かいところまでみえていないこともある
などについて、気持ちを受け止めながらはなしたところ、すこし元気を取り戻したようでした。
このように、気になるできごとやうれしくないできごとが起こるたびに、何度も「行きたくない」気持ちが膨れ上がるのだろうと思いますが…
その都度、息子の気持ちをまずきいて、息子なりに納得できるようにじっくり対話することで、「学校をたのしむ」気持ちを応援できればいいなと考えています。
大人でも、ひとりでもやもやしていると、問題を実際よりも大きく感じてしまうことがありますよね。
気持ちの言語化を勉強中のこどもにとっては、なおさらです。
どんなできごとがあったのか?
それに対して、どう感じたのか?
今はどう思っているのか?
この3つについて、息子自身の頭のなかを一緒に整理する気持ちをもって、息子と対話していこうと考えています。
「毎日学校にたのしく行ってほしい」
その願いを押し付けそうになるのをグッとこらえながら、これからも、息子のがんばりをねぎらいつつ見守っていきたいと思います。
園/学校を休みたい、とこどもにいわれたとき、「このまま行けなくなったらどうしよう?」と未来のことが心配になり、「たのしいよ!」「ともだちが待ってるよ!」と、行くことを促すことばを伝えたくなるのですが…
どうして行きたくないと思うのか?
なにがあったのか?
どう感じたのか?
どうなったら行きたいと思えるのか?
などの質問でこどもの気持ちをまずきくことで、「自分の気持ちをはなす練習」「はなしをきいてもらえる安心感」につなげられたらいいな、と考えています。
はなしをききつつたのしい気持ちに切り替えるのを手伝うのが得意な夫が、息子とどんなはなしをしているのか?
2人の会話をよくききながら、自分にできるサポートをこれからもつづけていきたいと思います。
「行きしぶり」は、保護者としてもドキドキしますし、対応がむずかしいですよね。
気分転換をして「悩みすぎない」ように気をつけながら、一緒にゆったりと見守っていきましょう…!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2024年6月28日
第84号
昨日の空模様
大人もそうですが
日によって気分がかわることは
めずらしくありません
体調や日常のできごとによって
ゆらぐ気持ちを傾聴しながら
がんばりたい気持ちを応援できたら
と思っています
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