お子さんは、元気に登園(一時保育/プレスクール含めて)/登校できていますか?
小1になった当サイト運営者の息子は、在園中に何度か「登園しぶり」をしました。
当時の経験と、当時を振り返って今思うこと、一般的な対策、などについてまとめます。
園児の登園しぶり対応のご参考に、お読みいただけますとうれしいです。
(小学生の登校しぶり対応については、2024/5/22のブログで書いています。)
入園/入学、進級してから、気を張ってがんばってきたこどもたち。
5月の連休をはさんで緊張の糸がゆるみ、4月ほどのがんばりができなくなる…
そんな子は多いかもしれません。
当サイト運営者の息子も、そのひとり。
入園前(2歳まで)の一時保育時代から、(3歳児~5歳児の)在園中まで、何度も登園しぶりをしました。
保育園に預かってもらって仕事をしていた保護者としては、対応に毎回悩みましたが、「時期によって登園しぶりの内容(理由)がちがうようだ、ということに気づきました。
どうして園に行きたくないのか、自分のことばで気持ちを伝えることが難しい園児時代。
でも、息子の気持ちをさまざまな角度から聞いたことで、時期によって登園しぶりの理由がちがうことに気づきました。
具体的な経験談を紹介します。
まずは、入園当初/入園前(一時保育時代)の登園しぶり。
おもな理由は以下の3つでした。
ママと一緒にいたい/ママとあそびたい
おともだち(息子にとっては友達ではない)と一緒にあそびたくない
知らない場所が不安
つぎに、ある程度園に慣れた後にはじまる登園しぶり。
おもな理由は以下の5つでした。
先生に怒られているように感じるので行きたくない
(遠足/外出などの際に先生が大きめの声で指示をすると「怒られた」と勘違いしてしまった)
環境の変化が不安
(運動会練習がはじまり、不安定に)
急な大きな音が不安
(当時、園の隣が工事中で、時折大きな工事音が鳴ることに不安を感じていた)
トイレが不安
(運動会練習への精神的不安から?一時期頻尿になり、登園は送迎バスだったので、道中のトイレが心配になった)
一見おなじようにみえる登園しぶりも、年齢/状況によって「嫌がる理由」がちがうので、自然と対応も変わっていきました。
園児のお子さんが「登園しぶり」をしたときの、王道の対応方法をしらべたところ、大きくわけて下記の4つのポイントがあることがわかりました。
体調が悪い
:体温をはかり、睡眠不足/その他の体調不良がないか、よく観察して、無理をしない
パパママと離れたくない
:日常のスキンシップを大切にしつつ、先生方とこどもを信じて、笑顔で送り出す
園でイヤなことがある(行事の練習/おともだちとのトラブルなど)
:園に相談して協力をあおぐ
休み明け
:家庭での時間が楽しいのだとプラスに受け止めて、笑顔で送り出す
体調不良がない場合のおおきなポイントは、こどもが泣いていても笑顔で送り出す、ということのようです。
「園はたのしいところ」だとこどもが理解するまで、焦らず笑顔でサポートすることが大切なのですね。
また、園でのなにかを嫌がっている場合は、先生に相談したり、協力をあおぐことも大切です。
当サイト運営者の息子は、保育園児時代にさまざまな理由で登園をしぶりました。
特に苦労したのは、園に慣れた後、秋の運動会シーズンの登園しぶりでした。
さまざまな要因がからまって、最終的には精神的不安が原因で「トイレを出てもまたすぐにトイレに行きたくなる」心因性頻尿のような状況になり、疲れをとるために休ませて様子をみたときもありました。
すると、息子のなかで「園に行きたくない→園は怖い→園の敷地にも入りたくない」と、必要以上に恐怖心がどんどん大きくなってしまい、再び登園を開始するのにとても苦労しました。
園の先生方の助言と協力を信じて、「行きたくない」と泣く息子をバスに乗せてしばらく様子をみたところ、徐々に頻尿はおさまり、自信もついて、またたのしく登園できるようになりました。
当時は休ませてからの再登園にとても苦労しましたが、今振り返ると「行きたくない気持ちに寄り添うことで、息子からの信頼を得られた」のではないかという観点から、一度休ませてから登園に切り替えたながれでよかったのではないかな、と考えています。
登園しぶりは、終わりのみえないトンネルの中にいるような感覚になり、親子ともしんどいですよね。
当サイト運営者は、息子の登園しぶり期間中は精神的負担感が増え、体調を崩しました。
夫の協力がなかったら、再びバスで登園するのをあきらめ、無理をして自力で送迎する登園に切り替えるか、場合によっては仕事を辞めて(バス登園がなく徒歩で送迎できる)近くの幼稚園に転園していたかもしれません。
息子の登園しぶりを通して学んだことは、こどもの様子をよくみるのはもちろんですが、周囲の協力も得ながら、長期的な視点で対応していくことが大事だ、ということです。
登園しぶりは、いつかなくなる日が来ます。
でも、それがいつなのかはわからないので、保護者にとってはつらい期間ですよね。
だからこそ、どうか、ひとりで抱え込まないでくださいね。
家族/園の先生方の協力を得ながら、ストレス発散もしながら、「みんなで」乗り越えていきましょう…!
こどもたちが安心して、園/学校生活をたのしめますように…!
そして、保護者のみなさんが、登園しぶり/登校しぶりへの心配をせずに、笑顔で毎日をたのしめますように…!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2024年5月24日
第69号
満開の谷津バラ園
こころがしんどくなってきたら
ほんのすこしでもいいので
家族/シッターなどの力を借りて
ひとり時間を確保して
リフレッシュしてくださいね
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